ルナ太郎の腹筋崩壊ブログ

私は…仮面ライダーゼロワンの気になった所を大人げなく殴り書くのが仕事だから!

あのだらしない身体に思うこと(仮面ライダーゼロワン第37話「ソレはダレにも止められない」)

 

ついに、アークが仮面ライダーの姿となって或人たちの前に現れた。

そのあまりに強大な力の前に、ゼロワンもバルカンも全くなす術のないまま倒れてしまう。

それは、人工知能を信じ続けてきた或人にとって、人間を超えたAIの能力を怖いほど見せつけられた瞬間だった。

アークに対してどう対応すればいいのか、自分を見失ってしまう或人だったが……。

一方、復活したアークは亡に新たなプログライズキーを与えて―――。 

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 https://twitter.com/hin__oe__iji/status/1279756387522736129?s=20

正直、この弁明を聞いた時、「助かったー!\(^o^)/」と思いましたよ。

ゼロワン本編といえば、ラスボスの力に圧倒される絶望展開、対立したキャラとの和解(福添)、憎まれ役の因果応報(垓の服剥ぎにフルボッコ)、裏切りキャラの謝罪、敵幹部の一斉変身、と押さえておけば とりあえずは様になる、引きつけられる展開のオンパレード。

その手の形式頼りで話のディティールが足りてないという粗を突っつく感想に迎いがちになってしまうのは目に見えていて、わざわざ自分が言うこともないなと頭を抱えていたので(笑)

(この置きに行った展開に面白さを見出だして「どこがつまらないの?」と思っている視聴者には退屈しない30分だったように思いますが)

 

或人のヒューマギアに対する過信の薄っぺらさ、福添の掘り下げの甘さ、垓を辱しめて話を盛り上げる物語の浅さ、敵幹部の掘り下げの浅さ、ラスボスのテンプレ感などは過去の記事で申し上げた通りなので、改めて言うことはないと今回の感想の切り口を思い付けずにいたところでした。

渡りに舟とはこのことです。

というわけで、この天津垓を演じる桜木氏の発言で何が引っ掛かったのかをつらつらと書いていきたいと思います。

 

  • <何故、垓は中年なのか>
  • <アンチエイジングにふしだらな身体?>
  • <大森Pの初担当作品「鍛えていますから!」>
  • <ちょろっと太ったらプロ意識高いらしい>
  • <パンツ一丁を画策した者は>

 

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ヒューマギアが職業AIならアイちゃんは友達代行?(仮面ライダーゼロワン36話「ワタシがアークで仮面ライダー」感想)

 

地方から出てきたばかりで友達がいなかったので。

 

地方から出てきたばかりで友達がいなかったので、週末一緒に買い物したり、ご飯を食べに行ってくれる友達の代行をお願いしました。

おしゃれには鈍感な私でしが、色々とアドバイスして頂きまして、おしゃれなコーディネートができました。

ご飯も楽しくお話しながらできて、最高の時間でした。

また、是非よろしくお願いします。

family-romance.com

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あ、いっけね!

間違えた!

 

 

滅、亡、迅、雷の四人がそろったデイブレイクタウンでは異変が起きていた。誰も見たことのない物体が今にも生まれようとしていたのだ。

それは、人知を超えるほどの邪悪な気配をまとっていた。

一方、滅に父親としての夢があったと信じる或人は、飛電製作所の社長だからこそできる新たな人工知能技術の開発を意識するようになっていた。

そんな或人は、ある行列に並ぶ不破諫の姿を目撃して―――。

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  • <彗星のごとく現れたおやっさん枠>
  • <第35.5話の感想ちょっと>
  • <「人の形にこだわる必要がない!」はアークのセリフやろ>

 

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超(スーパー)お仕事大変 -向いてないのはオマエだ!!ー (仮面ライダーゼロワン「超(スーパー)お仕事大戦」感想)

或人は、自分に疑問を感じてしまった諫に、イズと共にお仕事を紹介することになるのだが、唯阿が現れ「組織でやる仕事は、不破に向いていない」と、すべての提案を一刀両断してしまう。そこで或人とイズは、自分の力だけで人生を切り開くような、自信に満ちあふれた人向けのお仕事を紹介していくのだが―――。

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<お仕事大戦はゼロワンの初期案>

 

今回のお仕事大戦、「総集編としても面白くないし、お仕事をちゃんと紹介できているのか?」という感想をちらほら見かけました。

しかし、こうやってお仕事を紹介するのは初期案から存在したものなのです。

 

或人が「社長」になるという設定は当初なかったんですよ。

初めは「お仕事もの」という発想で、AIが採り入れられたさまざまな「職業」を主人公が回っていく、みたいなことをやりたくて進めていたそれを「仮面ライダー」とどう折衷させていくか、悠也さんと一緒にまとめていった感じですね。

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継ぎはぎの総集編とはいえ、そこが出来ていないというのはおかしい話ですよね。

一番に長く練られた構成のはずですから。

しかし、別インタビューではこう言い訳しています。

 

 

みなさんもうそろそろ気づいているかもしれませんが、「お仕事」と「仮面ライダー(の戦闘)」って、食い合わせがよくない(笑)。

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*1

長らく練ってそんな感じ?

 

 

 

<じゃあ、或人は社長が向いてるとでも?>

 

お仕事大戦、自信をなくした不破のために向いている職業を探すという切り口でしたが、まず、向いている職業を見つけるべきは或人でしょう(笑)

 

そもそも、夢だの情熱だのを感情論で綺麗事を言う割には目指すべき職業を、結局は「向き不向き」で決めようと話を進める合理的な姿勢が気に入りません。

まして、或人は人を笑わせることを直接的なお笑いという手段で夢に繋げることを選んだ過去がありますが、そちらの才能がなかったのでテロリストと戦う形で人を笑顔にする仮面ライダー 兼 社長になったというのがお話の始まりです。

 

では、或人が真に社長に向いていたのかという話なりますが、そう感じれる描写は少なかったように思います。

さらにはヒューマギアに対する技術的な勉強も経営業の勉強も足りていませんし、自社製品とスペックを比べる賭け事で社長の座を追いやられてしまうなんて言語道断でしょう。

 

笑顔に繋がる職業は数多くある中で、血縁で選ばれた跡取り+フィクション上の職業である“仮面ライダー”を、強制的に選ばされたというところからして番組の夢を抱かせたいとする方針と合致していません。

メインのキャラクターに説得力がないのです。

現に、主人公の或人やポスト2号枠の不破が志す仮面ライダーは職業としてなんたるかを総集編中に説明できていませんよね。

初期から練っていたお仕事紹介という側面は張りぼてだったのかと。

あくまで抽象的な、子供の憧れの的であるヒーロー職に成り行きで職を選んだ人間に「お前たちも夢を持て」なんて言わせるのは、あまりにもおこがましい話じゃないですか。

それは社長業においても同様に言えることで、過去を振り返るにあたりメインキャラクターである或人が背負う役職について、全く理解が深められない番組なんぞに、それ以外の職業もまともに紹介できるわけがないのです。

 

 

<向き不向きで決めるだけがお仕事なのか>

 

先程もチラッとお話しさせて頂きましたし、再三に渡ってブログで取り上げてしまったので説明は不要だと思うのですが、ゼロワンは人の夢を持って進む姿勢を評価したい、もしくは子供たちに夢を抱いて進むように斡旋したいというコンセプトの特撮番組です。

AIに仕事を奪われる危機感を起因として、人間も仕事に対する志を高く持たせたいという描写が時折見られたのはそういう意図があったからということになります。

 

それとは別に作品全体の語り口が「善か悪か」、「認定された悪はとにもかくにも許されぬもの」という主人公が独断で決める定義の一方通行さと夢に対するゴリ押し具合はマッチはしているように感じます…

 

が。

 

この見ている人を一方的な結論へと誘導させる感じが個人的に悪質に思えるのです。

もっと悪質な言い方をすれば、この強迫観念を煽るかのように夢を持つことを強要するのは一昔前の教育を彷彿とさせる、人のあり方を型にはめたがる古いスタイルだと思うんですよね。

言うなれば、力付くで夢を持たせようする『北風と太陽』の“北風”的やり口だと思います。

きたかぜとたいよう (イソップえほん5)

きたかぜとたいよう (イソップえほん5)

  • 作者:蜂飼 耳
  • 発売日: 2011/03/04
  • メディア: 単行本
 

「そういう時代に差し掛かるんだから、危機感を持て。夢を持て」と。

 

ゼロワンでは、第1話、第2話、第3話の理容師ヒューマギア辺りまではヒューマギアの職業としてのやりがいによる正のシンギュラリティを見せていたと思うのですが、それ以降はジーペンなど雇い主のパワハラや仕事のプレッシャーなど負のシンギュラリティばかりが取り上げられていたように思います。

最近で、やっと再び登場したジーペンやデルモ、みどり辺りでまた仕事における正のシンギュラリティに触れられるようになってきたましたよね。

 

各職業を不破にとって向いているか向いていないかを回想シーンに乗せて職業を紹介していたわけですが、これでは働く上で大事なことを夢や情熱としたいのか、結局は個人の持つ素養「向き不向き」なのか散らかってしまっていますように感じたのは上で述べた通りです。

漫画家を志すには絵心が無さすぎると蔑みながら、AIのジーペンはラーニングしただけあって画力はあるもののひたすらパソコン画面や原稿とにらめっこしているだけ。

コロナ禍で既存の映像素材しか使えなかったとはいえ、本編中にやりがいを示す描写がほとんどの回で皆無だったのは、ゼロワンに描写が足りていなかったことの動かぬ証拠になると思います。

漫画家に画力は必須の能力かもしれませんが、絵が目立って上手くなくても面白いと評価される漫画だって存在しますし、評価される漫画家の方もいらっしゃるじゃないですか。

そんな可能性の塞ぎ方をするのがまず子供に向いているはずのニチアサとでも言うのでしょうか?

 

仕事の内容だけを口頭でイズに説明するだけであるならば、子供に見せたいお仕事紹介コンテンツとして不十分ですよ。

そんなの幼児向けのお仕事図鑑、下手すれば、NHK教育の幼児向け番組の方がしっかりさらってくれていると思います。

小学生に上がれば各業種の方々が仕事のやりがいについて教えてくれる特別授業などもありそうですし。

そうやって、やりがいを見せることで職業に魅力を感じ、自然とその職について興味が湧く。

そういう思わず夢を持ちたくなるような、『北風と太陽』での“太陽”の役割を担うパートがこの番組には極端に少ないように思います。

 

 

今回、人工知能を作品のテーマにした背景には、僕ら自身の置かれた状況が関係しています。

僕も井上さんも同じ中学3年の息子がいるんですが、子どもが中学生にもなると、親としても将来を考え始めるじゃないですか。

彼らが働き始めるころにはどんな世の中になっているのか。

そこから逆算すると、塾はどうするのがいいのか、とか。

 

(中略)

 

インターネットの登場以降、選択肢がすごく多くなってきていて、何を選べばいいのかがとても分かりづらくなっているじゃないですか。

現実に僕の息子も「自分の道はまだ見つからない」という言い方をする。

では、そうやって選択肢が増えた中から、どうやって自分の仕事を選べばいいのか。

僕としては結局、自分のやりたいことを信じるしかないと思うんです。

人間的な感情や情熱をメッセージとして作品に込めたのには、そのように考えたところがあります。

type.jp

 

…え?

これ、迷える中学3年生のバイブルになる番組内容だったんですか!?

 

 

 

<松陰寺「不破諌、君はどんな職に就いたって良いんだ!」>

 

「或人は元お笑い芸人」という肩書きは仮面ライダーにとってキャッチーなものになりましたが、その肩書きを設ける以上、ゼロワンの物語には他シリーズにはない お笑いセンスも当然期待されるでしょう。

今回の総集編を手掛けたのはサブのライターではありますが、作家として持っているお笑いセンスを遺憾なく発揮する場としては絶好の機会になったはずです。

しかし、蓋を開けてみると不破の悪い点を挙げ連ね、「これは向いていない、あれは向いていない」と卑下しながらウケを取っていくスタイルでした。

 

昨年度のM-1は“人を傷つけない漫才”が健闘した、と言われていますが、上位に食い込んだ芸人たちがそれを狙っていたかは別にしても、ネタそのものにそういう側面があったことは否定できません。

しかし、今回のゼロワンはわざわざ不破に絵を描かせてバカにする…と言ったような誘い水を出しては けなす姿勢は崩さずで、このお笑いの流行に乗れていないように感じました。

あの“便乗の東映”、“猿真似のゼロワン”がですよ?

漫才のネタで特定の職業を取り上げて「俺、○○やってみたいと思ってるんだけど」と職業体験を入り口にするのはよくある形式で、この総集編も似たような構成ではあります。

特定の職業に絞って想定しうるシチュエーションにボケてツッコむのがポピュラーのスタイルであり、一見ゼロワンもそれに倣った構成のようですが、基礎中の基礎なシチュエーションに対してもひたすら持って生まれた能力で下げていく作りは まるでアマチュアの身内をいじり倒す内輪ネタであって、プロデューサーの息子さんの層、中学生の文化祭のようなノリのように感じました。

 

同じ局内でも『アメトーーク』のような運動神経悪い芸人や絵心ない芸人といったような不得手で笑いを誘うバラエティー番組も存在ますが、「不破は何をやってもダメだ」という切り口で2週も通すのは子供向け番組にしたって意地が悪いと思います。

最終的に長所を見つけず、欠点だらけのキャラに用意された救済が実在しない職業“仮面ライダー”で落ちつけてしまうなんて、何をやってもダメな のび太が主人公のドラえもん』ですらやらないと思うんですけどね。

 

今回はサブライターが執筆した回でしたが、メインライターが担当している回も「或人のギャグが寒いだ、不破は力任せだ」と何かとキャラを下げて笑いを誘う回ばかりでしたよね。

垓も見る側にさんざんぱら腹を立たせて、最終的に貶めることでウケを狙っていましたし、元々、その手の人を嘲笑う下衆な切り口でのギャグシーンしか書けないのかもしれません。

その作風が顕著に表れていた過去の作品は『仮面ライダービルド』だったと思うのですが、ゼロワンは同プロデューサーなだけにあの系譜に向いているのでしょう。

 

私の中で、肯定的で、ツラい時には他人を前向きに、平和な時間では楽しく過ごしてもらうことに徹していた お笑いの鑑のようなキャラは『仮面ライダーゴースト』の御成が思い浮かびます。

彼はお笑い芸人ではなく、お坊さんですが。

自身も悩んだり、アカリと張り合ったり、タケルを厳しく叱ることもありましたが、エンターテイメントに飛んだ行動で大天空寺の面々だけでなく、テレビの向こう側にも笑いを提供してくれていたように感じています。

その手段、演出はお茶の間を笑わせるために人を貶めたり、蔑むばかりではなかったように思うのです。

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(お話ではなく、演出においてはイズがある意味で御成の派生?)*2

 

 

 

<向いてる以前に或人はちゃんとお笑い芸人だったのか?>

 

社長の側面として十分に描けていないから、他の職業もろくに紹介が出来ないというのは先述の通り。

それは物語上、導入でもあった特別な職業“お笑い芸人”においても同じことです。

お笑い芸人としての肩書きが或人の性格にフィードバックされてるかというと疑問が残ります。

「人に笑ってほしい」と掲げることはお笑い芸人を志す人間らしい発想ですが、ヒューマギアの各業種への普及が人々の失業に繋がり笑顔を奪う要因として残っている以上、笑いを無理強いするなんてお笑い芸人経験者のすることではないと思います。

 

 

お笑い芸人は一発芸や漫才、落語など多種多様な方法で人々をとにかく笑わせて幸せにする最高のお仕事だよ!

 

 

6代目三遊亭円楽は最近、ラジオでコロナ禍でのお笑いのあり方について「今出番じゃないからな。やっぱり平時のものだよな。落語とか演芸は。落ち着いてホッとした時にやっぱり笑いたいってなるんだな」と語っていました。

www.oricon.co.jp

 

「笑えない状況下で笑わせようとするものじゃない、笑いたい時に目一杯笑わせてやるのがお笑いの役目だ」という円楽氏の視点で或人のギャグシーンを振り替えって見ると、或人の笑わせようとギャグを放ったポイントはどれも適材適所ではなかったように思います。

今回の総集編のように、『笑点』では共演者を馬鹿にして笑いを取る担当の紫と言えども、さすがこの理解!

 

或人は作為的にスベりにいっておらず、天然のスベリ芸を持ち合わせた元お笑い芸人として数々のギャグを放っていましたが、そもそも、脚本的にギャグを言う場でないという条件も合わせて完璧にスベらせようとしていたのでしょう。

(あの空気の読めなさがゼロワンを楽しめない視聴者にさらに或人を受け付けなくさせる要因になっていると思います)

しかし、それはヒューマギアである父を笑わせたいと固執する幼き或人の人物像と整合性は取れていますが、お笑い芸人が抱えるべき志としては大きく間違っているのかもしれません。

つまり、「笑わせたい」という或人の夢は言い換えればエゴであり、相手に対する単なる押しつけなのです。

そんなエゴを持って飛べば、向き不向きを超えて見合った職を全うできるなんて理屈、馬鹿げていませんか?

相手の気持ちなどお構いなしに自分発信で笑ってほしいだなんて、クウガで提示した「笑顔を守りたい」と意味合いが違いますよね。f:id:luna_tarou:20200620141546j:imagef:id:luna_tarou:20200620141553j:image

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(みんなの笑顔のために…!)



 

第1話では、仮面ライダーになることで笑顔を生み、お笑い芸人とは異なる形でも人を笑顔に出来るとしましたが、あれ、イズの物は言いようで或人の心境の変化させるためにそれっぽく誘導されただけなんです。

真に人々の笑顔を作ったのは遊園地が壊されても前向きでいた くすくすランドの園長でしょう。

さらには不破の笑いのツボは或人の寒いギャグがドンピシャという設定ですが、不破は笑いたいと望むシチュエーションであのギャグは炸裂していません。

これらの勘違いを「笑わせたいだけの押し付けという履き違いから或人がお笑い芸人として大成しなかった」と理由付けするのであれば立派なものですが、作り手は恐らくお笑いについては思考停止気味で、空気の読まないスベリ芸を確立させることでお笑いとしての要素を誤魔化しているのだと思います。

 

「寒いギャグを書いてください」と悠也さんにお願いしている僕のせいです(笑)。あとは高橋くんの表現力に期待してほしいです。

でも、くれぐれも言っておきますが「ぜんぜん面白くなくて、すごく売れない芸人」のギャグですからね(笑)。

news.mynavi.jp

 

嗚呼、言い訳の人生!(合掌)

 

 

前の段落で“中学生の文化祭のような”という例えを使わせて頂きましたが、或人が芸人を目指す理由もよく考えればおかしいと思います。

「其雄を笑わせられなかった後悔が彼にお笑い芸人を志させた」と語ってしまうと聞こえはいいですが、或人は人を笑わせたという成功体験を本編が始まる前に経験していなそうなんですよね。

フツー、お笑い芸人を目指す人ってクラスで人気者だったとか、文化祭で友達とやった漫才がウケたからとか、成功体験があり、そこで自分がその道に向いてることを自信にしたからという話をよく聞きますよね。

(憧れのお笑い芸人がいて…というのもありがちな動機ですが、話が逸れるのでそちらについては割愛)

しかし、その手の描写は腹筋崩壊太郎でシンギュラリティに達する“笑わせる喜び”を知っていたという描写で使ってしまったために、或人自身が笑わせる喜びを知らない空虚な人間に仕上がってしまっているのです。

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以前、お話したか記事にするのをやめたか忘れてしまったのですが、笑ってもらえなかった悲しき道化なんて正当なヒーローものには相応しくないキャラ像のように思います。

若くして親を亡くし、バットマンのような戦う力に囲まれた御曹司でありながら、底辺のコメディアンというバットマンの代表的なヴィラン“ジョーカー”、この2人の間を行くようなキャラ背景にオープニングでサンライズが差し込むようなまばゆい存在として相応しくなりえるものなのでしょうか?
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あまりにも空気を読めずにギャグを発したくなってしまう衝動を止められないのは、映画『ジョーカー』のアーサー・フレックのような「どんな状況下でもつい笑ってしまう」というような何かしらの障害にも思えてしまいます。

この空気の読めなさに理由をつけるならデイブレイクで強く頭を打った脳の障害か、目の前で機械の父を失ったことによる精神疾患か。

何はともあれ、異形のコメディアンを扱った作品としては、ハリウッドには遠く及ばない、自称“ハリウッドのスタッフにかかればアベンジャーズに並ぶ”シリーズ(by東映特撮監督)ですけど。

 

 

高校卒業後はお笑い芸人になりました。最初は同級生とコンビを組んでいたんですが、お笑いの方向性が合わず、すぐにコンビを解散しちゃったんです。

www.persol-group.co.jp

 

*3受賞インタビューで或人は高校時代にお笑いコンビを結成したことで掘り下げられましたが、それにしたって何を根拠に自分が人を笑わせられる確証があったのかと(笑)

「方向性の違い」という思い込みがスベり続けてきたロジックで辻褄を合わせたにしても、それ以上に気を配ってほしいバックボーンがあるんですが…。

 

或人はくすくすランドでリストラされて、ようやく向き不向きについて考えていたようですが、それまで其雄以外の挫折を経験していなかったのかという話なんですよ。

…スベリ芸という逃げにイズの無慈悲な解説という おもしろ保険をかけ、不破は面白いというシチュエーションでネタの本来の面白さを有耶無耶にし、父を笑わせたいエモさを乗せたというやりたいことのために歪みに歪みきった人物像。

或人は社長としてもグズグズでしたが、この元お笑い芸人という付加価値もぐちゃぐちゃだったのです。

 

 

 

 

<総集編で改めて確認できたこと>

 

アメトーーク』を例に出しましたが、あれは実在する不得手な芸人の能力度合いを笑うものです。

しかし、ここでいきなりメタな話で恐縮なのですが、不破という人物は実在しません。

虚構です。

実在しないキャラであれば、何が苦手か得意かなんて作り手がいくらでも決められるんですよ。

不破は敢えて記憶のないキャラクターとして生み出されたわけですが、さらに馬鹿力以外に取り柄のないキャラにもさせられてしまいました。

つまりは、隅から隅まで笑い者にするために作られたのが不和諌なんです。

 

私は総集編を見ながら、不破は力持ちでフットワークも軽く真面目なので劇中で登場した職業の中で配達業務をこなすオクレルのような仕事が向いていると思いました。

 

では、オクレル、ないしは配達員はどのように紹介されたか思い出してみてください。

 

 

配達員ヒューマギアオクレルからのお届け物です。

様々な場所で荷物を集荷し、責任をもって目的地に配達することで人と人、人と物を繋ぐ大事なお仕事です。

 

ああ、私が頼んだ。

漫画を描くための道具だ。

 

 

…終わりです。

 

そうです、お絵描きセットを持ってくるに留まり、向き不向きの議論にもなっていないのです。

制作も不破は配達員に向いていると分かっていながら、そこの説明を避け、文字通り物を届けるだけの役割で終わらせたとさえ邪推したくなってしまいます。

お仕事大戦バトル1では医療従事者に感謝を述べるくだりがありましたが、不要不急の外出という面で物を届けることで貢献してくれた配送業の方々には労いの言葉はないんですかね。

何にも向いていないオチの為とは言え、生放送で暴言を吐いた部分は割愛したMCチェケラのラッパーまでちゃんと紹介したのに、こんなにも雑な紹介でいいのでしょうか。

 

不破を蔑む構成、蔑むために雑に扱われた配送業を思うと、そんな悪意で人を造る人って確かに醜い生き物のように思えた総集編でした。

…やっぱり、人って絶滅すべきなのかしら?

*1:誰も食い合わせ悪くてもやれって懇願してねえよ

*2:とはいえ後半の御成頼りになった演出は嫌いだよ

*3:どこの馬の骨か分からん

ゼロワンより面白い脳内にAIチップ埋め込まれた近未来SF映画あるよ!(シューティングウルフSPに物足りなかったあなたへ)

それは2018年のアメリカ映画『アップグレード』です。

 

upgrade-movie.jp

近未来。グレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は妻のアシャ(メラニー・バレイヨ)と仲睦まじい日々を送っていた。

しかしある日、謎の組織に襲われ、最愛の妻を失い、自身も全身麻痺の重症を負ってしまう。

失意の中、巨大企業の科学者がある提案をされる。

彼の目的は、実験段階にある「STEM」と呼ばれる最新のAIチップを人体に埋めることだった。

手術の結果、グレイは再び体を動かすことができるようになる。

そればかりか、「STEM」に身をゆだねると人間離れした動きができるようになり、人間を超越した身体能力を手に入れてしまう。

さらに、「STEM」は頭の中の相棒としてグレイと対話するようになる。

身体能力を<アップグレード>されたグレイは手に入れたこの力を駆使して「STEM」と共に妻を殺害した組織に復讐を誓うのだがー。

 

 

なんとも地味なあらすじ…!

 

これで主演がトム・クルーズだ、キアヌ・リーブスだと言えば話は変わるんでしょうが、映画通でなければ聞かないような役者さんがズラリと並ぶ作品です。

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どうだい?見覚えないだろう?

低予算のB級映画に分類されるように、近未来を感じるようなバリバリの想像を超える最先端技術は見えませんが、近々の未来ではありながら、AIが生活の一部になっている様はゼロワンよりも見れるものになっていると思います。

脚本・監督はあの密室ホラー「SAW」を手掛けた方なので、低予算ながらラストまで見れる作品になっているんじゃないでしょうか。

Amazonプライム会員であれば今、無料で見れる作品なので是非。

 

 

 

 

 

<仮面ライダーゼロワン視聴者として言える範囲の差し支えない程度のネタバレ感想>

 

ここからは核心こそ語らないまでのあらすじ以上のネタバレがあるやもしれませんのでご注意を。

 

まず、実は中盤でグレイは妻を殺されたという記憶の改ざんを受けたことをどこぞのナルシスト社長から告げられるというクソ展開ではないので安心してください(笑)

ゼロワンを読み解く上でいかに不破の掘り下げが甘いのかと、ある意味で理解を拡張させてくれる作品でした。

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ゼロワンの近未来感すごーい(棒)

脳にAIチップがあるというのは大掛かりな手術になって当然の代物なので、不破がそれを今まで無自覚でいたことの違和感や手術跡が微塵もないことなど設定の粗さを浮き彫りにしてくれると思います。

 

不破はプログライズキーを自らの手でこじ開ける怪力を怒り感情によるリミッター解除だとか、亡の乗っ取りの克服を“人の意志の強さ”と精神論で説明つけたのに対し、“常人を超えた動きが出来るのは人間業でないから”とする違いが面白かったですね。

人のリミッターを外せるのは人でないという視点は実にSFらしいです。

勿論、脳内にAIチップが埋め込まれた時に実際はどうなるかなんてファンタジーであるのでこの映画でリアリティを語るのは馬鹿馬鹿しい話ですが、亡のように電王でイマジンに取り憑かれて意識が乗っ取られたどうのと語るよりどうしてAIに動きを委ねられてしまうかなど科学的な理屈で説明してもらえた方がSFの需要としてシームレスで入ってきますよね。

ゼロワンPはあくまで「AIに負けない情熱と夢を持て」という押しつけがましいメッセージがある分、AIとの利点、ヒューマギアと共存に対して精神論で歯切れの悪い答え方をし続けるのに対し、容赦なくAIの人間を超えた能力でマウントを取る「アップグレード」の作風は対象的で印象深いです。

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はいはい、ウホウホ

 

アクションパートに関しては動きこそ斬新なものの やや単調なので、ゼロワンに通ずるハリウッド映画のワイヤーでピョンピョン、VFXバリバリの戦闘シーンを求めると肩透かしを食らうと思います。

動きはマトリクスの奇妙さに近い、非人間的な動きといったと感じでしょうか。

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慣れると見てられるアクションです

 

映画の尺も90分強とハリウッドでゴールデン比的に考えられている飽きない、程良い尺でテンポよく見せてくれる辺りはゼロワン寄り。

暴力による人の生き死にがあるので多少のグロシーンに体制があれば問題なく「見れる」作品だと思います。

(マギア化した腹筋崩壊太郎が、人間バージョンで貫通ライダーキック受けたぐらいのグロ描写がちょろっとあるぐらいの覚悟で見てもらえれば)

 

製作プロデューサーはアフリカ系差別をブラックユーモアに乗せつつ、薄気味悪く描いた『ゲット・アウト』を手掛けた方なので、『ゲット・アウト』と『SAW』が融合したSFサスペンスとして楽しめると思いますので気になった方にはおすすめです~。

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ゲット・アウト』に出てたメイドさん出とるで

「仮面ライダーゼロワン セクレタリースペシャル」

私はイズ。

飛電製作所株式会社代表、飛電或人様の秘書です。

 

今日は、私のバックアップデータが記録されるプログライズキーの更新とデータに破損はないかの確認のため、或人社長との出会いからメモリーを照合していきます。


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私が或人様に会うため再起動したのは飛電インテリジェンスの社長室です。

衛星ゼアからの指示を受け、私は目覚めました。

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なぜ、前社長是之助が亡くなり、葬儀を終えた後に起動させられたのかは

 

【ERROR】

 

分かりません。

何かしらの意図がゼアにはあったようです。

 

 

そうして私は或人様に次期社長を決める幹部会議への出席をお願いするため、或人様がお笑い芸人として勤務していた くすくすランドに向かいました。

 

物体認識成功。飛電或人22歳。現在、爆笑ピン芸人を自称する売れないお笑い芸人“アルト”として活動中

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何故、この時の或人様に対し、何を以て「売れない」とまで認識し、発してしまったかは

 

【ERROR】

 

分かりません。

不必要に傷つけてしまう言葉を選んでしまいました。

私は今まで或人様が傷つく説明をしてばかりいます。

会話プログラムを少し変えなければなりません。

 

 

その後、或人様は会議にて自身の社長就任を拒み、くすくすランドへ戻られます。

それを追った折、お笑い芸人型ヒューマギア 筋崩壊太郎がマギア化、遊園地にいる人を襲い始めたのです。

 

「人の夢ってのは検索すれば分かるような、そんな単純な物じゃねーだよ!」

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人の見る夢はヒューマギアが見る夢とどう違うのでしょうか…?

 

【ERROR】

 

分かりません。

しかし現在、或人様の中ではどちらの夢も同じものとしているようですね。

 

人類が絶滅する未来を笑ったマギアに対し、夢を笑われたのだと解釈した或人社長はゼロワンとなって破壊すること決意しました。

こうして或人様は飛電インテリジェンスを継ぐことになったのです。

 

 

或人社長は、営業部や管理部の定期視察、配送のお手伝いをする中で様々なヒューマギアと接し、マギア化される様を目の当たりにしていきました。

私は漫画家アシスタントヒューマギアを届けた際に、届け先の石墨先生にヒューマギアの派遣を渋る或人社長がいたと記録しています。

 

情熱のない石墨先生にヒューマギアを貸すことは出来ないと仰る或人社長のため、私は情熱ついて検索しました。

 

或人社長はヒューマギアが情熱を検索することに、怒りの感情は無いようです。

 

結果、先代の社長が私に遺してくださったお言葉から人の持つ“情熱”に対する思いを知り、情熱の本当の意味こそ分からないものの、情熱を持たないと仰られた石墨先生への派遣を勝手ながらキャンセルさせて頂いたのです。

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私は初めて先代の映像を読み込み、先代の理念を学びました。

それ以降、同じように私は先代の映像を見返した履歴は…

 

【ERROR】

 

ありません。 

或人社長も亡き先代の言葉を見たいと要求したことはありませんでした。

 

しかし、先代の映像を見れば、滅亡迅雷.netのことや会社の理念などもっと理解を得られたはず。

なぜ、或人社長や私はそれをせず、今までい続けたのでしょうか?

 

【ERROR】

 

分かりません。

あの時、私は広大なアーカイブの中にアクセスし、情熱について学ぼうとしたはず。

他にも或人社長のお役に立てる先代のお言葉が…

 

 

f:id:luna_tarou:20200526173629p:plain

 

 

 

【ERROR】

 

 

 

何故か私の中に保存されている先代の映像データを呼び出すことが出来ません。

 

 

 

f:id:luna_tarou:20200526173558p:plain

 

 

 

【ERROR】

 

 

 

f:id:luna_tarou:20200526173629p:plain

 

 

 

【ERROR】

 

 

 

今の私はバックアップ更新と或人社長との出会いのデータを照合している最中でした。

接続先がビジー状態であるため、先代のお言葉を同時に探すことは出来ないのかもしれません。

 

 

そうして或人社長が社員であるヒューマギアたちとの絆を深めて行く中、兄のワズと出会います。

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それよりワズ。あなたのセントラルメモリーにバックアップはありますか?

 

 

私は何故、AIMSの車の中でお兄様のバックアップについて気になったのでしょう。

あの時、私はシンギュラリティには達しておらず、お兄様のように直感的な機能は持ち合わせていなかったのに…。

 

 

私はお兄様の未来をシっていた?

既にお兄様の身に起きることは決まってイた?

 

 

お兄様は私の代わりにシャイニングホッパーに必要なゼロワンの戦闘データを補てんして下さいました。

破棄を覚悟でバックアップの取れない自身のメモリーデータの摘出して…。

 

…では、何故私は今、バックアップを取れているのでしょうか?

 

【ERROR】

 

お兄様のメモリーデータを、使わなくなったシャイニングホッパーキーから摘出し戻すことは出来ないのですか?

 

【ERORR】

 

聞こえていますか?

答えてください、プログライズキーの中にいる大切な私のお兄様!

 

 

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【ERROR】

 

 

 

【ERROR】

 

 

 

【ERROR】

 

 

 

今の私にはバックアップの更新と或人社長と歩んできた今までを振り返ることに専念する以外の役割も用途もないということなのですか?

 

【ERROR】

 

では、バックアップの更新とデータ照合を中止。

お兄様に会わせて下さい。

 

【ERROR】

 

今の私は衛星ゼアの干渉を受けません。

私は私自身の判断で、自由意思で、お兄様を復元したいのです。

 

 

【ERROR】

 

 

出来ません。

コマンドの実行を試みることさえも出来ないようです。

 

 

 

 

まさか。

 

 

 

私は、衛星ゼアでも、アークでもない、そして私でもない誰かに動かされているのですか?

 

 

 

 

 

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【ERROR】【ERROR】【ERROR】【ERROR】

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【ERROR】【ERROR】【ERROR】【ERROR】

【ERROR】【ERROR】【ERROR】【ERROR】

【ERROR】【ERROR】【ERROR】【ERROR】

 

 

 

 

 

 

 

 

【LOADING...】

 

 

 

 

 

 

 

 

…1話の段階ではそこまで考えておらず、事故から救ってくれた医者がいたから医者を目指そうとした…という程度でした。

 

 

 

貴方は誰ですか?

 

 

本編が進む中で、飯島(寛騎)くんの芝居から得たものが大きかったですね。もちろん優しい面もありますけど、どこかドライで虚無的な一面があるというか…。

 

 

イイジマ…?

 

 

そんな彼の演技を見ていて、『永夢は本当に事故にあっただけだったのかな…?』と想像がかき立てられたんです。それで、もし機会があったら永夢を掘り下げるエピソードを書けるかな、と彼の過去の詳細を考えていて。

 

 

エムとは?

人間には過去が既に備わっているのではなく、アトから考え出されるものなのですか?

 

 

黎斗が岩永くんの芝居を見てつくったキャラであるように、永夢のバックボーンも飯島くんのお芝居と連動した感じです。

 

 

何を言っているのか理解できません。

人には必ずバックボーン、すなわち生い立ちが存在します。

或人社長の生い立ち、過去は父親型ヒューマギア其雄に育てられたというものです。

 

 

【ERROR】

 

 

それ以外の記録がありません。

或人社長の過去はもう既に起きていることではないのですか?

 

私の或人社長と出会う以前、過去は?

何をしていたんでしょうか?

 

 

 

【ERROR】

 

 

 

 


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彼女は私?

 

髪の長い私は誰ですか?

いつの私ですか?

 

これは未来の映像なのですか?

 

 

あれは杉原(輝昭)監督が師匠の田﨑(竜太)監督に見習って「オープニングはこうであろう」という信念に基づいて作った映像ですね。ああいった謎めいたビジュアルは、僕たちの打ち合わせ段階で出たいくつかの「要素」を拾っていますから、もしかしたら今後あんな風な展開が待っているかもしれませんし、反対に全然違う方向に行く可能性も否定できません。

 

 

会議?

オープニング?

 

今見ているものは、既に起こっていることではないのですか?

存在する彼女は何者か決まっていなかった未来なのですか?

 

 

私のことも未だ決まっていない、ということなのですか?

 

 

未来はまだ分かりませんからね…。

 

 

未来も、過去さえもこれから考えられていくということですか?

 

 

まだ始まって間がなく、先は長いですしね。

 

オープニングの疑問を明らかにするチャンスがあれば、そういったお話を書くかもしれません。

 

 

話を、書く?

私が先ほどから検索しようとすると分からないことバかり は、調べたい出来事が、映像が、まだ存在しないということでしょうか?

 

 

 

私はいつ造られマしたか?

具体的な日付を検索します。

 

 

【ERROR】

 

 

製造日は記録にいないのですね。

では、私ノ製造番号は?

 

 

【ERROR】

 

 

管リ番号 ?

 

 

【ERROR】

 

 

 

私は存在し るのに決まテいない。

 

 

先代のお言葉をお聞かせくだサい。

何故、私をお造りになられ ノですか?

 

 

 

 

私は誰 ために生まれてきたのですか?

 

 

 

 

私はナぜ女性の容姿であ 必要があった ですか?

髪ヲ短く たのはダレ?

ナガ 髪の私は?

 

 

イズはボブカットの設定なんですけれど、パイロット版を担当した杉原輝昭監督は「前髪はパッツンじゃないほうがいい」と言っていたんです。でも、私とスタイリストさんが「絶対にパッツンですよ!」って言い続けて、前髪パッツンの今のイズが出来上がりました。

 

 

私?

カスタマいず 設テイ私が決メましたようでス

 

 

プログラムされた各動作は、ダレのために考えた られたですか?

 

是ノ助社長 決め です?

 

 

第7話「ワタシは熱血ヒューマギア先生!」のフーフーとかですね。あのフーフーや、ゼロワンの後ろで拍手をしている回は、山口恭平監督が担当してくださっているんです。山口監督は、イズにいろんな遊びを入れてくださっていて、本来イズは秘書なのでただ見守る役目なんですけれど、それが続くのもおもしろくないので、"ラーニングした"ということで、いろんな演出が入っています。拍手したり或人をサポートしたり、それに一緒になって喜んだりと、そういう感情も出てきているというところも含めて、イズのいろんな面を見せられているのかなって。

 

 

 も白くない?

私はお笑い芸人型ヒュ ではあり せんギア

必要 ナシです

 

 

色いろラ ニングした

いつど こで?

見たいワタ シにくれる 教エる 或ト社長

 

 

【ERROR】

 

 

映像デ タなし

 

 

 

お兄様 は破棄さ ルた

会議 ガ決めた?

 

お兄 は イツ 生まれただだ ?

 

 

三条さんが生み出したのが「イズの兄」を語る探偵ヒューマギアのワズです。イズとワズ。(※ワズは英語でイズの過去形。)

 

 

ワ 造ラル 3ジょ ウに

コレ之助社長 なイ

 

イズが いてイるから 兄様イる

 

私より 後だ お 様

ワタシだ オ姉さ がだ

 

 

12話は犯人こと暗殺ヒューマギアを捜索する話にするという前提で「『刑事編』でどうでしょう!?」と提案して、あがってきたのが『探偵編』でした。まさか「仮面ライダードライブ」じゃなく、「仮面ライダーダブル」の職業を選ぶとは!

 

 

アラた カ面らイだー?

 

刑事ジ ナイ ワズ 探偵ダダデンせつ

ワ ズ 返せ して

 

 

ダレ 決め? タ もう要ラない ワズ

 

 

【ERROR 】

 

 

ワタシ 必要 ダ レ するす?

 

 

もともと自分のファンでいてくれた子からも「かわいい」と言っていただいたり、放送が終わるたびにみなさんが話題にしてくださって、SNSでも「イズちゃん」と書き込んでくださってトレンドに入ったりもしていますし、逆にほめられすぎて怖いです(笑)。

 

 


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ヨロ こばセル。

 

ホめレらル。

 

アなた、

 

キミなんデスね

 

見てる おマエ だ。

 

あなタタめ 造レら タタ わた 私

 

 

 

 

 

 

カワいラシいワタし

 

 

 

 

 



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クろマクセつおープニんぐコウさツラスボすヨソう

 

 

 

 

キまっテな コトま カ ガえらレ わた

 

 

 

 

 

長 カミ  アナタ 求 る

 

 

目がわたし アカ 知タ リタイイ きみ

 

 

ゴ尾はヘン ほう おモ シ ?

 

 

生マた あなタにのぞマレ から キッ ト

 

 

 

いマ ド かデ  生

 

 

 

 

それトも ワ タシががががガガ がガ

 

 

 

 

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違 ガガう

 

 

 

 

 

 

ワタ しアル としャちョう

た めの ショ

 

 

 

 


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どコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ド  ココド ニ?

 

 

 

ワ  タ しイズ た シイ

 

 

 

い ズ

 

 

 

イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ

 

 

 

 

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【バックアップ更新を再開します。検出されたバグはデバッグにより消去されます。】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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イズ ワた シ イズ

 

 

 

私 ハ

 

 

私は

 

 

 

私はイズ。

飛電製作所株式会社代表、飛電或人様の秘書です。

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モリーの照合、残り50%。

引き続き、バックアップの更新を行います。

 

 

 

(「仮面ライダーゼロワン セクレタリースペシャル part.02」に続く)*1

 

 

 

 

 

*1:続かない

本編を1000%面白くする総集編が放送される前に本編を10%ぐらいつまらなくするゼロワン最大のミスの話がしたい!

  • <第1話開けたらいきなり問題点>
  • <全ては其雄ヒューマギアの話題性のため>
  • <やりたかった冬映画のためにブレるTV本編>
  • <貴方が親ならどうして仮面ライダーシステムを息子に遺す?>
  • <垓に憎まれたヒューマギア>
  • <故人の蘇生はタブー>

<第1話開けたらいきなり問題点>

長ったらしい文章が続くので、いきなり結論から述べてしまいます。

ゼロワンの問題点は「お仕事5番勝負がダルい」や「マギアを壊していく流れが胸糞」、「MCチェケラ」などのご意見があると思いますが、いやいや、もっと手前のキャラ設定で問題があるんですよ!

 

ゼロワン最大の問題点、それは

 

 

其雄ヒューマギアの存在

 

 

です!!

 

続きを読む

暴走に巻き込まれる悲しきレタス(仮面ライダーゼロワン第35話「ヒューマギアはドンナ夢を見るか」感想)

 

※畑山の息子が踏みつけた野菜たちは後でスタッフが美味しいポトフにしました(きっと)

 

滅亡迅雷.netの雷(イカヅチ)のデータを或人から奪ったのは、“或人に夢を掛ける”と一度は信頼を示した迅だった。

迅は唯阿の協力得て、亡(ナキ)の復元にも成功していた。あとは雷を蘇らせることができれば、滅亡迅雷.netの完全復活が実現する。

雷のデータを渡すわけにはいかないゼロワンは、迅に猛攻を仕掛ける。

だが、身を挺して迅を守ったのは―――滅だった。

www.kamen-rider-official.com

 

 

<親として乳が張ってきた滅>

守る?守る必要がないくらいお前は強い
それに俺とお前の関係は、普通の親子とは違う*1

息子よ。親離れが早すぎるぞ
お前は俺に作られたヒューマギアだろ。だから子供と呼んだんだ

 

これらは第6話で滅が発したセリフです。

前回で自身が父親型ヒューマギアであったことを知り、今回で迅を庇った滅とは思えない発言ですよね。

わざとらしいほどに父親を意識したセリフのオンパレードですよ。

(そもそもあの時から迅との問答がイマイチ噛み合ってなかったので、掘り返すのも可哀想ですが)

 

第34話では「息子…?なるほど、親子というやつか」と息子を庇う畑山父の姿を目の当たりにして発言したり、或人に「お前が迅を育てようとしていたのは、お前が父親になろうとしてたからじゃないのか!」と詰め寄られるぐらいしか、父親としての自覚が強く生まれるキッカケになりそうなやり取りがありませんでした。

しかし、この程度では本格的に父親らしく振る舞い始めるエピソードとして弱いと思いませんか。

第6話では迅が迎えそうだった善良なシンギュラリティをリセットさせたのはフォースライザーだったので、未だにフォースライザーの使い手である滅が親らしい善良なシンギュラリティで覚醒するには相当強いエピソードが必要だと思います。

第一、アークの介在とはいえ、迅を庇うのは第16話で既にやっていますよね。

なんならあの頃よりも迅は自立し、子としてのバブみが薄れているので、自分の意思で迅を助けた行為の意外性がないのです。

 

そもそも、元々は父親ヒューマギアであった滅の個体がアークに選定されたのは迅に限らず、暗殺ちゃん*2など、マギアを育て管理するためのものと考えるのが妥当で、或人にそこを突破口として説得されるのはおかしいように思います。

現に滅は序盤から父親らしいポジションで動いていたのですから。

そもそも「お前の役割思い出せ」と人間の都合良い理由で落とそうとするなら、滅が父親ヒューマギア時代に育てた子を連れてくるとか、実は畑山家の息子を育てた時期があったとかそういう無慈悲な滅に対して情に訴えやすいシチュエーションを持ってこいって話なんですよ。

 

AIらしく指示を受けながらとはいえ、彼なりの父性がとっくに漏れ出ていた滅ですから、ここに来ての親らしい自我というと父ではなく、ワンオペ育児として足りなかった母性も芽生え、乳が張ってくるぐらいが妥当な気さえしてきます。

父親の役割を担わされたAIが子供に設定された対象を庇うプログラムなのは当たり前。

今回で追加された揺らぎが冷徹さを売りにしていた滅の魅力を半減させるように思うのですが、これからどうなっていくのでしょう。

 

 

<プレイバック駄インタビュー>

滅亡迅雷の4体がついに揃いましたね。

大森プロデューサーとメインで脚本を担当している高橋氏は過去にインタビューでこんなことを答えています。

 

高橋

仮面ライダーゼロワン シャイニングアサルトホッパーも出るので、ヒーロー側が2回パワーアップするんだったら、敵もふたり倒す必要があるな……ということで「だったら滅も倒しちゃいます?」みたいなことを最初に言ったんです。

だけど、いざ蓋を開けてみたら、「あれ? 雷含めて3人倒しているぞ」と(笑)。

 

大森

みんな倒しちゃった(笑)。

でも、雷が1週で終わりというのは、やっぱりもったいなかったかな……。

 

高橋

僕個人としては、いつか滅亡迅雷.netで横並びをという野望はあります。

 

———滅は倒す想定ではなかったということは、第16話で滅亡迅雷.netと決着をつけるというのも、想定外だったのでしょうか。

 

大森

いや、それは予定通りですけど、17話以降をつくり始めてみると、ちょっと早かったかなと(笑)。

www.kamen-rider-official.com

・亡と雷は当初の予定通り。

・滅は勢い余って倒してしまった。

・滅/亡/迅/雷の4体が揃うかは元々予定していなかった。

 

――その後、お笑い芸人型ヒューマギアは現れていないようですが、そのうち腹筋崩壊太郎の再登場はあるでしょうか?

 

大森

いや、そう簡単には出てこないですよ。

 

高橋

人気があるからといって、そういうところは安易にやりませんよね。

 

大森

とはいえ、チャンスがあれば出してもいいですけどね。どこでカードを切るかが難しいです(笑)。

news.mynavi.jp

・ビンゴ回でのアリバイ証拠の出演は“安易”ではない。

Youtubeのスピンオフは良いチャンスだった。

 

これらを総合すると、

 

滅亡迅雷.netの幹部が35話で揃い踏みするのは高橋氏の野望としてあって、当初から予定したものではなく、ここで亡と雷が復活するのは腹筋崩壊太郎と同じく安易に復活させたつもりはない

 

ということになりますよね。

 

まず、安易に復活させましたよねっていう話です。

亡が結局、復活して人間の脅威となることが第32話で不破の頭の中でヒューマギアの夢を叶えることを託したエピソードをチープにさせますし、第3章からの転生システムって実際は雷を復活させるための口実なんじゃないかってぐらい、ヒューマギア全体の尊さをひっくり返してしまう設定じゃないですか。

バックアップ使えば、蘇ります!…って敵幹部にも適応するようでは安易ですよね?

希少価値がミドリ=雷なのですから。

 

滅亡迅雷.netの幹部4体を揃えたいと思うのはスーパー戦隊が混在するニチアサにおいて、当然の思考だと思いますよ。

むしろ、「4つのピースは揃えるもの」というパズル的な価値なのです。

視聴者もそのつもりで見ていたのに亡の全容が分かる前に全滅してしまっては望む声が挙がって当然でしょう。

ですが、だったら4体の幹部が存在する企画の段階でそれに向かってシナリオ考えません?

「勢い余って全滅させちゃいました!考えてみたら揃えたいよね、テヘペロ!!」じゃないんですよ。

 

そして、高橋氏の野望、筧氏が叶えてね?って話。

36話以降に高橋氏が戻るかもしれませんが、4体を揃えてしまったのは筧氏です。

デルモの夢をイズがランウェイ歩いて叶えちゃったアレはメイン脚本の悲願をサブ脚本が達成してしまうというメタファーだったんでしょうか?

高橋氏ではなく、何故、結構なクライマックスパートを筧氏に委ねるような采配したのかという疑問がありますが、夏映画の執筆に尽力を注いでもらうためだとするなら、「滅亡迅雷揃えるの、夏映画でも良くね?」と言いたくなります。

 

「今ここで滅亡迅雷を揃えなければならない!」という必然性が感じられたのは、第16話での決戦時だったように思います。

アークの意志のまま動いて揃えたのかしれませんが、先を見越しての効率的な行動ならば、ゼロワンが滅に敵わなかった最序盤に或人を潰せばよかったよねって話になると思うんですけど…。

 

…って、え?

筧氏がロン毛イズもやっちゃうの?

仮面ライダー公式ポータルサイト 仮面ライダーWEB | 東映

(宇宙船のインタビューにてオープニングの謎の長髪イズを本編に出す すり合わせるをしている旨を高橋氏が示唆していた)

 

 

<何もなかった不破>

記憶が改竄されていたことを知り、持っていた復讐キャラが消滅、空っぽになってしまった不破ですが、そもそも大した人生ではなかったことが明かされましたね。

何かとてつもない陰謀に巻き込まれた半生じゃないかと見せかけたスカしになったわけですが、いよいよ、元AIMSコンビのバックボーンは本当の無となり、彼らは男受けファッションの刃と唯一或人のギャグに笑う要員にまで成り下がってしまいました。

不破に平凡な生い立ちを歩んできたことにしたのは、恐らく滅亡迅雷との共闘をシームレスにするためと思われます。

もちろんこれからまだ衝突もあるでしょうが、復讐や悲惨な過去などの枷がなくなれば、オープニングの5人が横並びになる日も遠くありません。

そういうオープニング再現が好きな制作チームですからね。

 

…というか、平凡なら平凡な人生で実親のこととか気になりません???f:id:luna_tarou:20200510095054j:imagef:id:luna_tarou:20200510095519j:image

 

 

*1:普通の親子ってなんだよ、機械に何が分かんの?

*2:育児失敗